本屋さんで平積みになっていたのか、それとも英語コーナーの棚を見ていて見つけたのか、覚えていませんが、出会ってよかった本です。
![]() | 仮定法を使った「いきいき」英会話 ―あなたの英会話は仮定法で鮮やかになる! 多岐川 恵理 (2000/12) 明日香出版社 この商品の詳細を見る |
この本の特徴はなんといっても、テーマを仮定法に絞っているところです。それが成功していて、この本を読むと、仮定法の「気分」「フィーリング」がわかります。
日本人の女の子と外国人のボーイフレンド、その周辺の人々の短い会話の中で仮定法を使って、「もし~だったら・・・だったのに」「~だったらなぁ!」という文法書や教科書でおなじみのフレーズがつぎつぎに出てきます。
難しい文法の解説はあまりありません。本は薄くて、字が大きいのでどんどん読み進むことができます。そして、仮定法の話ばかり読むので、だんだん仮定法の「感じ」が頭の中に残っていく気がします。そういう点で、リーディング力の向上に役立つと思います。おすすめです。
上のアマゾンで「なか見!検索」という抜粋ページを見られるサービスがあるので、本の雰囲気はそこから見られます。
出版されたのが2000年ですから出版後、結構年数がたっていますがそれでも売れ続けているというのも、内容の良さを表していると思います。
なお、同じ著者の関係詞の本も読みました。こちらもよかったです。この本を読んで、関係詞を会話の中に取り入れようと努力するようになり、実際、少し使えるようになりました。
他に助動詞の本もその後出ているようです。
![]() | 関係代名詞を使った英会話 ―あなたの英会話は関係代名詞で見違える! 多岐川 恵理 (1999/12) 明日香出版社 この商品の詳細を見る |
![]() | 助動詞を使った(feeling)英会話 ―あなたの英会話は助動詞で磨かれる! 多岐川 恵理 (2002/01) 明日香出版社 この商品の詳細を見る |