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単語を増やしたい、ボキャブラリ・ビルディングに励みたい!、でも単純な練習を繰り返すのはいや~、というのは英語学習者の代表的なジレンマではないでしょうか。
単語は文章を読みながら文脈とともに覚えた方がいい・・・というのはわかっていても(そういう勉強のために映画の台本を読んだりするんです。このテーマについては「映画の台本で単語を増やす」を読んでね)、そんなにゆっくり覚えていたら、いつまでたっても増えないよ~もっと速く増やせないの?という気持ちに揺れるもの。
私もそんな悩める学習者の一人として、今までにたくさんの「単語本」を買っています。ほとんど開かない、いざ始めても数ページで中断、というものが多い中で、これはかなり続いた方。

しりとりEnglish1000
デイヴィッド セイン
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2002年、勉強を始めて2年目にTOEICのスコアがジャンプアップしたころ、勉強していた本です。
今回、ほぼ5年ぶりに手に取ったら、そうか、ディヴィッド・セインさんの本だったんですね。忘れてた。
この本のうたい文句は「たった2週間で1000単語&フレーズの暗記ができる!TOEICスコア200点アップも夢じゃない!」です。
月曜から金曜まで毎日、単語を100個(!)覚えて1週間で500個、週末は復習して、それをもう1週間やれば1000個!
眉つばですね~。もちろん、そんなわけには行きませんでしたよ~。
でも、全然役に立たなかったかというと、そうではなかった気がする。
さっき、中を見てみたら、結構わかるし、見たことがあるフレーズが多い。少なくとも、文章の中で出会ったらきっと、かなり意味がわかる。
どんな方法で単語を覚えるかというと、「しりとり English」というタイトルからわかるように、ある英語のフレーズの最後の単語から次のフレーズの最初の単語に「しりとり」しながら覚えていきます。
たとえば、第1週の月曜日のNo.1から10はこんな感じ。
---------------------
give-and-take ギブアンドテイク
↓
take in (特に野良猫や野良犬を)飼う
↓
input 意見; 提案
↓
put away criminals 刑務所に放り込む
↓
criminals in prison 獄中の犯罪者
↓
prison guard 刑務所の看守
↓
guard the citizens 市民を守る
↓
citizen's rights 市民の権利
↓
rights and responsibilities 権利と責任
↓
responsible for the error そのミスに対して責任のある
---------------------
こんな風に見開き2ページで10個。それがどんどん続きます。
単語をしりとりするから、それぞれのフレーズの意味も少しずつ重なっていて、まったく関連のない単語がずらずら並ぶのとは違います。
TOEIC の中で使われる頻度によって3段階にマークがついていて、参考になります。また、すべての表現に例文がついています。これは大事。
難しい単語はあまり出てきません。それよりも、平易な単語を使った連語、フレーズを覚えることに重点が置かれています。そこがいいところ。
この本の PROLOGUE にはこうあります。
「この本には一つも目新しい単語はないと言う人もいるかと思います。しかし、もしそうだったとしても、以前から知っていた単語が、ひとつの意味をなすためにも他の単語といかに組み合わされているのかを必ずや学ぶはずです。この本に出てくるフレーズの一つひとつが、日々の会話に使われ、また TOEIC テストなどにも顔を出すのです。」
CDがついているので、本の英語に目を通してざっと意味を取ったら、
あとはひたすら聞きながら、口に出して繰り返し。
チャンツみたいに踊ったりしながらもOK。
今考えてみて、この本は役に立ってくれました。
なにか単語の本を一つ、やってみようという人、
会話や文章の理解スピードを上げたい人に
ぜひ手にとってもらいたい本です。

しりとりEnglish1000
デイヴィッド セイン
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p.s. アマゾンのマーケットプレースで安く出ていますが、もし検討されるなら、必ず「CD付き」を選んで下さい。CDがなければ、この本の価値は半減どころか8減、9減です。
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しりとり Englishっていうのは知りませんでした。
面白そうですねぇ。
TOEIC900オーバーっていうのはスゴイ!
2年くらい英会話に通っていますがまだまだ遠い世界です。ウラヤマシイ!
英語上達のいろんなネタをお持ちのようですので、また遊びに来させていただきますね。
しりとり英語は結構おもしろいですよ。セインさんは、日本に来るまで、しりとりを知らなかったと書いていたと思います。英語にはないのかな?スクラブルみたいな感じだと思うんだけど。。。
また遊びに来てくださいね。